老眼の基礎知識
2017年03月14日更新 2017年02月28日公開

老眼になる年齢と近視、遠視との関係

高齢者の中には本を読む場合、本を手元から離して読んでいるのをよく見かけます。これは、老眼によるものだと言えるでしょう。そこで今回は、老眼と年齢の関係や遠視、近視などについてドクター監修の記事でご紹介します。

年齢を重ねると手元の文字が見にくくなる老眼の症状を感じる場合があります。このような老眼症状は、いつから感じ始めるようになるのか、遠視や近視などの関係について解説していきます。

老眼が始まる年齢

年齢を重ねることは悪いことではありませんが、できればいつまでも若々しくありたいとどんな人でも感じることです。性別によってそれぞれ加齢を感じる部分は違うかもしれませんが、性別問わず感じるのが老眼でしょう。そこで、気になるのが年齢と老眼の関係です。なぜ年齢を重ねると老眼になってしまうのでしょうか。

なぜ老眼になってしまうのか

普段私たちは、ものを見るときに意識をしないでピントを合わせています。しかし、年齢を重ねると、老化によりこのピント機能が低下してしまい老眼を感じてしまうようです。

本来私たちの目は、レンズとなる水晶体の厚さを変えることで、遠くを見る近くを見るということをしています。年齢を重ねると、この水晶体が硬くなり、水晶体の厚さを調節するときに使われる筋肉の力が低下してしまい、なかなかピントが合い辛くなってしまいます。これが老眼の原因のようです。

このように老眼は、誰にでも起こることなので、避ける事はできないようですが、人によって感じ始める時期は違うようです。特に、目の周りの血行が悪くなると、目の老化が早くなるようです。その場合、首の回りや肩周辺の血行をよくしていると、老化を遅くすることができる可能性があるようです。

老眼と年齢の関係

年齢を重ねることはとても素敵な事です。しかし、年齢を重ねると体のいろいろな部分が衰えてきます。目も同じでだいたい、日本人は40歳を超えたくらいから老眼を感じ始めるといわれており、45歳を超えると、老眼だと認識し始める人が増えるようです。

先にも紹介したように、私たちが普段ものを見る場合、水晶体の厚さを調節してピントを合わせて見ています。このものを見るときにつかわれる水晶体は、産まれたばかりの頃はすごく柔らかく、年齢を重ねるとだんだん硬くなってくといわれているようです。つまり、0歳より10代、10代より20代では、水晶体が硬くなっており、若い年齢の時期はあまり感じることはありませんが、産まれた直後から、水晶体の老化は進んでいると言える可能性が高いでしょう。

現在、ピントが合い辛く老眼を感じてきた場合は、自分に合う老眼鏡を使い水晶体のピントを合わせることも大切と言えるでしょう。

近視や遠視と老眼の関係

老眼と同じくらい知られているのが近視や遠視です。人によって近視だったり遠視だったりと違いがあるでしょう。そこで、ここではそれら近視や遠視と老眼の関係について紹介します。

近視とは

近視とは、遠くを見るときはとても見にくく近くのものがしっかり見える状態のことです。これは、水晶体や角膜部分の光の屈折力が原因となっているようで、網膜にピントを合わせると見やすくなるのではないかいわれています。

近視は遺伝の確率も高いといわれていますが、確実にそうだとは言えないようです。最近では、スマホやパソコンなどを使う人が増えているので、それらも含め毎日過ごす生活環境も近視に影響している可能性があるようです。もし近視を避けたいと思う場合は、目が疲れないようにパソコンなどの使用時間を減らすことがよいかもしれないでしょう。

遠視とは

遠視とは、近くや遠くを見る場合、ピントを合わせるために通常よりも水晶体で多くの調節をする必要がある状態のことです。遠くにも近くにもピントが合いにくい状態ですので、遠視の場合は、遠くだけではなく近くもぼやけて見えてしまうのです。

近視や遠視と老眼の発症年齢の違いとは

先に説明したように、近視や遠視は光などの屈折が原因で見えにくくなるもので、老眼は水晶体などが老化することにより見えにくくなってしまうことが原因のようです。よって、原因が違うので似ているようでメカニズムが全く違うようです。

近視は、近いところが見やすくなるので、老眼を感じるのが遅くなる可能性が高いようです。メカニズムは違うようですが、「見る」という部分だけを考慮すると、近視は、近くが見えやすいということが特徴なので、老眼鏡を使用しなくても過ごすことができる人もいるようです。

反対に、遠視の場合は老眼を感じ始めたり、老眼鏡を使用し始めたりする年齢が若干早くなる人がいるようです。遠視は、遠くも近くも、両方見るピントを合わせる必要があるため、近視の人に比べ目が疲れてしまうことが原因のようです。

このように、近視と遠視、老眼はそれぞれメカニズムが違うものなので、老眼を感じ始める時期や年齢は、人によってそれぞれ違うようです。しかし、加齢により老眼を感じ始めた場合は、無理をしないで目に合った老眼鏡を使うことがよいと言えるでしょう。

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